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JUGEMテーマ:カメラ

 今回はノートもデスクトップの場合も演算能力の差が影響するので、CPUのパワーが大切だという事を説明しましたが、枚数が多くなるとなるほど書き出しには時間が必要になって、8コア/16スレッド(Ryzen 7 3700X)でも200枚の書き出しに11分ほどかかります。

10ビットカラー対応の4Kモニターで処理すると色合いがとにかく分かり易いので、さらに綺麗なRaw現像ができる訳ですが、編集には更に時間がかかりますからちょっと嫌がる人もいるかもしれません、しかし出来上がった写真はとてもいいですし、書き出しの時間はそんなに違わないものです。

 

ただ、私も予算の関係でVAパネルの4Kモニターを使用していますが、どうしてもカメラに多くの予算が取られてしまいます。

でもできたら更に発色の良いIPSパネルの利用を考えていますし、現実にPC工房にはIPSパネルのモニターも設置されていますので、テストで何度か使ってますがとても良いです。

 

IPSパネルは安く済ませるなら43インチ以上の製品があるのですが、デスク上で使うとなると32インチ前後が許容範囲となります。

したがって価格無視でIPSパネルを選ぶとなると下記の製品ですが、特にこれらの製品はThunderbolt3も使えて美しい表示ができすし、対応ノートPCに繋ぐのも簡単です。

 

 

①ASUS ProArt PA32UCX(305,000円前後)⇒32インチ・HDR10・DisplayHDR 1000・HLG・PQ・Dolby Vision・Adaptive-Sync・Thunderbolt3・文句なしのクリエイター向けモニターです。

②BenQ PD3220U(145,000円前後)⇒31.5インチ・HDR10・Thunderbolt3・sRGBカバー率100%でクリエイター向けです。

③LG 32UL950-W(143,000円前後)⇒31.5インチ・HDR10・DisplayHDR 600・Thunderbolt3・FreeCync・LG独自のNano IPSテクノロジー採用で素晴らしい。

 

それぞれに特色はありますがどれもとても良い発色をしますので、外付けのGPU等にも繋げられますしとても便利ですが、10bitカラーとHDR対応なら更に綺麗な編集が可能になります。

簡易的な編集ならフルHDで十分ですし、どうしても画質や色合いにこだわるなら4Kという事になります。

 

私の場合もIPSパネルの4Kが欲しいと思っているのですが、これまで非常に高価なものが多く手がでませんでした。

しかし13日に紹介したAcer「Nitro VG280Kbmiipx」は28インチですが、35,000円前後ですし10bitカラーとHDR10にも対応でそろそろかなと考えています。