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JUGEMテーマ:オーディオ

 今回のブックシェルフスピーカー特集は、3万円から5万円以下の製品群から選んでいます。

デスク上で使う事を前提として考えていますが、実際にはスタンドがある方が良い音になるケースが多いので、できたらスタンドを用意して使うといいです。

 

★DALI OBERON1 DW(47,000円前後):このシリーズの中では最小サイズの162x274x234 mm、4.2㎏と小さいですが、音質はとても好きな音ですし、価格的にも魅力的な製品です。カラーも4色あって便利です。

 

★Klipsch Reference R-51M(35,800円前後):現アメリカサウンドの特徴が良く出ているサウンドで、音質的にはフラットで低音はちょっと足りないかと思いますが、今回試聴したのは新品でしたので工夫をすれば何とかなる様ですしエイジングが進めば変わってくる思ってます。178x338x215 mm、重量5kgです。

 

★ELAC Debut B5.2(46,000円前後):180x341x234 mm、5.9㎏、今回取り上げた中では一番好みの音ですが、ピアノよボーカルはとても良く聴こえるし、ハッキリとしたニュアンスが伝わってきます。しかも低音もしっかりと出ているので何も問題がなくバランスがいいです。

 

 

この他にも「Wharfedale DIAMOND 225」(46,000円前後)・「Tannoy REVEAL 402」(30,400円前後)などのブリテッシュ系のスピーカーもありますが、「Tannoy REVEAL 402」は最近巣もごりでスタジオ録音用スピーカーとして別に取り上げたいと思います。

 

この価格帯のスピーカーは選ぶのが難しいくらい多様化しておりますし、中にはAV用(テレビ用)にしかならないような製品も多いのですが、そこは工夫次第で大きく変化するのもこのクラスです。

YAMAHAの「NS-BP200(BP)」(9,100円前後)のスピーカーの音に、友人が驚いた時の顔を思い出します。

 

決して価格ではなくスピーカーの良さを出すのはメーカーではなく、しっかりと自分の環境を工夫して設置した人のサウンドになるものですから色々とやってみる事です。

価格の問題ではなく工夫の問題なので、ケーブルを取り換えたり、スタンドを用意したり、置き場所を考えたりでも音の聴こえ方は変わってくるものですし、価格が高くなっても同じで設置方法が間違えていれば、良い音にはならないものです。