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カメラの解像度がアップしてPC(パソコン)のスペックが追い付かなくなって、困っている人も多いと思うのですが、最近のカメラで言えば、2000万~3000万画素クラスなら何ともなかったPCも、4000万~6000万画素クラスになるとスペックをアップしないと動画の編集はカクカクになってしまいます。
1億画素ですともっと大変なのですが、4000万画素以上のフルサイズになりますと、カメラのボディーだけでも40万円以上の価格ですから、レンズ2本プラスと周辺機器では100万円以上は必要になってしまいます。
これに40万円クラスのPC、10万円クラスのモニターで少なくとも150万円の出費になってしまいます。
マザーボードに載せられるM.2 NVMe SSDも4本や5本載せられる様になり、状態的にはかなり高速な処理ができる様にはなったのですが、カメラは早くてもCFカードかSDカードにデータをキープしますので、一旦保存用ストレージに移動させてから、Raw現像し書き出しするのですが、書き出しにはCPUのパワーが必要ですが、編集は動画であればGPUのパワーが必要になります。
現在良く使われているUSB 3.2 Gen1かUSB 3.2 Gen2×2なので、カードリーダーから呼び込むと5Gbpsと20Gbpsとなり、PC側のストレージに移動させるだけでも時間がもったいないと思うくらいです。
しかし、「USB4」や「Thunderbolt4」なら40Gbpsとなって、半分以下の時間で作業ができるようになるのです。
どちらもコネクタ形状がUSB-TypeCに統一されていますので、使い易く互換性がありますが、「Thunderbolt4」は4K解像度映像が2画面、8K解像度映像が出力できたり、PCI Expressのデータ転送もできますので、機能面では「USB4」より少し優れています。
2019年に策定された「USB4」ですが、対応ケーブルは2020年には発売されていますし、最新マザーの上位版にはUSB4対応のType-Cが搭載されています。
この「USB4」や「Thunderbolt4」の環境があれば、高速な環境が構築できますので今後に期待です。
今後は、周辺機器も拡張カードも入れで紹介していきます。
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