JUGEMテーマ:パソコン
動画編集に使いたいノートPCというと結構大変なのですが、処理時間を考えるとどうしてもデスクトップPCの方が有利なのです。
しかし、どうしてもノートPCで処理したいと思う人も多いと思いますので、時間的なロスを考えると効率は悪いのですが、敢て外でも仕事ができる環境が欲しいという方も多いですので取り上げておきます。
モバイル系ですとちょっと無理ですが、「PowerDirector 365」・「Premiere Pro」・「DaVinci Resolve」を使いたいというなら、できるノートPCは限られますが、GPUが無くても動くのは「EDIUS X」・「Filmore」等のアプリです。
本格的なアプリでというなら、CPUスコア(Passmark25,000以上)とGPUスコア(10,000以上)が大切なのですが、12月16日現在でCPUは7種類、GPUも7種類だけです。
●CPU
★Core i9 12950HX:36,060・16Core/24
★Core i9 12900HX:35,600・16Core/24
★Core i7 12800HX:35,080・16Core/24
★Core i9 12900HK:30,210・14Core/20
★Core i9 12900H:29,770・14Core/20
★Core i7 12800H:28,820・14Core/20
★Core i7 12700H:27,410・14Core/20
デスクトップ向けはPassmarkスコア36,000を超えてるCPUは「Ryzen 7 7700X」36,550から「Ryzen 9 7950X」63,530(16Core/32)まで、17種類あります。
因みに「Apple M1 Ultra」は41,430(20Core/20)で、Intel最上位の「Core i9 13900KF」は60,040(24Core/32)です。
●GPU
★GeForce RTX 3080 Ti:12,380 ・16GB
★GeForce RTX 3080:11,760・16GB
★Radeon RX 6800M:11,760・12GB
★GeForce RTX 3070 Ti:11,270・8GB
★Intel Arc 770M:10,690・16GB
★GeForce RTX 3070:10,460・8GB
★GeForce RTX 2080 Super:10,170・8GB
デスクトップ向けのGPUは3DMark Time-Spyのスコアで13,000を超える製品は現行品で、「Intel Arc A770 16GB」13,290から「GeForce RTX 4090」35,790まで20種類前後あります。
今後、「Radeon RX 7900 XTX」や「Radeon RX 7900 XT」も発売されますが、来年にはノート用のCPUもGPUも新しいシリーズになる予定ですので、そちらも楽しみです。
前回の特集で説明したように画像を1枚づつ順に処理するCPUに対して、GPUはコア数が沢山搭載されているので画像をまとめて処理ができますの、fps60や120でも処理ができるのです。
したがってGPUはコア数が多い程処理能力が高い事になりますが、先日発売された「GeForce RTX 4090」はCUDAコア16,384個も搭載して8K対応です。
●20万円前後の製品を紹介します。(もちろん現行品です)サクサクではないですがアプリによっては何とか4Kでも大丈夫!
CPUスコア25,000以上・GPUは8GBのメモリ搭載のスコア10,000以上です。
★Lenovo「Legion 570i 82RB00HTJP」(194,800円):Core i7 12700H(26,819)・16GB・1TB SSD・RTX 3070(8GB)・WQHD (2560×1440)・15.6インチIPS液晶・Thunderbolt4・重量2.4kg
★ASUS「TUF Gaming F17 FX707ZR-I7R3070」(197,700円):Core i7 12700H(26,819)・16GB・1TB SSD・RTX 3070(8GB)・FHD (1920×1080)・17.3インチTFT液晶・Thunderbolt4・重量2.62kg
★GIGABYTE「AORUS 5 SE4-73JP213SH」(209,800円):Core i7 12700H(26,819)・16GB・1TB SSD・RTX 3070(8GB)・FHD (1920×1080)・15.6インチIPSレベル液晶・Thunderbolt4・重量2.3kg
どれもRTX 3070搭載なので、表示は外付けで4Kモニターを利用すれば良いですし、便利なのですが結構な大きさなのでカバンに入れて背負うしかないですが、外でも動画編集するなら覚悟を決めないといけないです。
次回は「Thunderbolt4」の上手な使い方を説明して、更にミドルクラスのノートPCを取り上げます。
フォトグラファー仲間では、車で移動しながら動画を撮っては、現地で編集という友人もいますが、結構大変だと言ってましたが、配信しながら全国を回るのも面白いと思っています。
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