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6月30日に「LUMIX S5IIx」が届いて7月20日で3週間になりますが、何ともUSB経由での収録がとても便利なのです。
先に「LUMIX S5II」との違いを比較してみましょう。(HDMI RAW動画出力はLUMIX S5IIも有償対応)
LUMIX S5IIx | LUMIX S5II | |
記録ファイル方式 | MP4・MOV・Apple ProRes | MP4・MOV |
コーデック | H.264・H.265 | H.264・H.265 |
圧縮形式 | LongGOP・All-Intra | LongGOP |
最大ビットレート | LongGOP:200Mbps All-Intra:800Mbps Apple ProRes:1.9Gbps |
LongGOP:200Mbps |
「デファクトスタンダード」のコーデックあるProResは、ほとんどのシネマカメラに搭載されているのですが、ProResはALL-Iフレームで構成されているコーデックでビットレートはH.264・H.265に比べると大きいです。
高画質で快適な編集環境を実感できますので、S5II、S5IIXではSDカードを使って5.9K/6K(4:2:0 10bit H.265)の内部収録が可能ですが、その分負荷が高いため高スペックなPCが必要になるのです。
一度ProResを使うと戻れなくなるほど高画質ですので良い事なのですが、編集環境もそれなりに投資が必要になるのです。
何よりも外部SSDに記録が可能なので、これまでとは違った使い方ができますし、熱対策さえしっかりしていれば高速な書込みと、移動が可能ですから、時間の短縮もできて編集も楽々です。
Lマウントの短所と言えば、明るい純正超望遠レンズがない事ですが、S5II/S5IIXとシグマのマウントコンバーターMC-21の組み合わせでシグマ製EFレンズが使えるようになりますし、AFもスムースです。
また本体が軽くホールド感も良いので持ちやすい事も良い点ですし、ジンバルにも取り付けやすいですので、動画撮影には向いています。
もう少し使い込んでからもう一度書きますが、非常に完成度の高いカメラで、LUMIXシリーズの新しい主役となり得るカメラです。
軽いし使い易さが満載です。
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