JUGEMテーマ:パソコン
テーマはいつものゲーミングPCではなく、今回は「動画編集用の小さなPC」です。
「Thunderbolt4」/「USB4」の高速性能を最大限に活かした動画編集用PCは、Mini-ITXサイズのマザーなら「Thunderbolt4/USB4」搭載製品が有るのですが、価格が非常に高い事と拡張性が確保できない事とエアフローが難しいので、とても難しいのです。
しかし、出来ない訳ではありません、選ぶCPUがTDP65Wであれば問題はないのですが、実はレンダリングでは大きな差が出てしまいますので、動画編集においては消費電力の上限を変更して使う事になります。
これで、負荷が掛かるとCPU温度は100℃にあっという間に到達してしまうので、できれば液冷で対応するしかないのです。
モニターの横に置くとなれば、高さが27インチで高さ46cm、32インチで53cmというのが標準ですので高くても40cm以内で、幅は20cmくらい、90cmデスクならギリギリ、120cmのデスクでスピーカーは置けなくなりますが、140cmならスピーカーも置けます。
したがって、おススメのケースを紹介しておきます。
★ASUS「ASUS Prime AP201 MicroATX Case」11,200円:幅205x高さ350x奥行460 mm・5.8Kg・ATX電源・33L
★Fractal Design「Pop Mini Air RGB TG」14,200円:215x393x432 mm・5.9Kg・ATX電源・36.5L
★Fractal Design「Pop Mini Silent TG FD-C-POS1M-02」12,500円:215x393x432 mm・6.23Kg・36.5L・ATX電源
★SILVERSTONE「SST-PS15B-PRO」9,000円:192x381x351 mm・3.52Kg・25.7L・ATX電源
理想的にはやはりメッシュタイプがエアプローを考えればベストですが、最近は液冷ラジエーターを使うのが普通ですから騒音が気になりますし、完璧サイレントは密閉型が静かです。
空冷は動画編集ではちょっと難しく、4K60p10bitなどの編集では数分で100℃に達してしまいます。
無印13900はTDP65wのCPUでは最大TDP219、13900Kはそれぞれ125Wで最大253wですので、無印なら何とか空冷ギリギリですがよく考えるとちょっと危ないのです。
もちろん低負荷では問題なく空冷でも問題なく静かで、しかも軽やかです。
これが動画編集で一気に高負荷になると、全てのファンが高回転になって、急にパソコン回りが煩くなりますので、作業に集中してると「お~い!静かにしてくれ~~」と叫びたくなります。(本当は実際に叫んでます!)(笑)
最近はFractal Design(本社スウェーデン)のケースを使っているエンジニアが多いのですが、素晴らしい静音の「Pop Mini Silentシリーズ」とピカピカとRGBが綺麗な「Pop Mini Air RGBシリーズ」には注目です。
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