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JUGEMテーマ:オーディオ

 オーディオの中で一番壊れやすいのはスピーカーですが、3年くらいでコーン部分が破れてしまうものもありますし、丈夫な素材で10年も使えるものもありますし、経過年数が5年以上になったら注意が必要です。

いつも正月明けの乾燥が進む時期と夏の湿気の多い時期にはスピーカーの掃除をしています。

 

スピーカーは、「ヤマハ」1セット、「オンキョー」1セット、「パイオニア」1セット、「ソニー」2セット、「パナソニック」1セット、「ケンウッド」2セットと8セットも有りますので、掃除するのも大変です。

「パナソニック」(4年経過)が1番新しくて、1番古いのは「オンキョー」(18年経過)です。

 

何れもバスレフタイプですので、吸い込みと排気のできるハンディー掃除機で掃除をすれば十分ですが、埃が付着するとサビやカビの原因になりますし、できるだけホコリは取るようにしています。

問題は夏場のコーンは湿気によって接着部分が剝がれやすいので、柔らかな乾いた布や柔らかな刷毛などでコーンの埃を取る、冬場は少し起こりを取ってから、少し水分のある布でほど良い湿気を与えるようにして軽く拭いています。

現在のスピーカーは殆どが紙素材を使っていませんで、コーティング技術も進んでいるため、掃除をして置くととても長持ちです。

 

(上が筋違刷毛・下が平刷毛で100円ショップにもあります)

 

 

(マジッククロス27cm×16cmの物で20枚で1,000円以下)

 

(ハンディクリーナーはAmazonで3,000円くらいです。)

 

注意する点はエッジ部分、振動が一番伝わり他水部分なので劣化が進みやすいですし、特にコム素材やポリ素材が多いので劣化するとボロボロになってしまいます。

車のエンジンオイルや、ギターなどの楽器などに使うオレンジオイルやレモンオイルを、薄すらとエッジ部分に塗っておくと、劣化を遅らすことができます。

ただし、エッジとコーンの接着部分にオイルが付くと剝がれやすくなりますので、逆効果になります。

 

やはり1年に2回くらいは掃除してあげますと、中には30年~40年持つものがありますし、コーンが破れても交換はできますし、コイル焼けやコンデンサーの液漏れなども交換はできます。

筐体が木製スピーカーは乾燥が進むと徐々に水分が抜けて、音の抜けも良くなりますので、ニアフィールドで使う安いスピーカーでも音がよくなっていきますが、コーンが破れたり、エッジが劣化すると音が割れたりして非常に音が悪くなりますので、掃除をして長く使いましょう。