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JUGEMテーマ:カメラ

 今回は「Raw現像」について書きましたが、問い合わせが一番多いので、ノートPCもデスクトップについても、最適化が可能かどうかお話ししたいと思います。

大人気の「Lightroom」ですが、簡単に写真編集をしてくれるので私も助かっていますが、カメラのグレードがアップする度にどんどん重くなってフリーズが気になるようになりました。

 

ノートPCの場合でもデスクトップでもそのフリーズが頻繁に起こるようになりましたが、スペックアップをするしかなくなって色々とテストをしてみて、RAM(メモリー)を32GBくらいにアップしても素晴らしい変化が見られます。

特にカタログの利用方法を把握する必要があるのですが、外部ドライブにカタログ、画像ファイル、プレビューを格納することでとても便利に使えるようになります。

ただしネットワークドライブ上にも写真を保存できますが、ネットワーク自体が高速ではないのでお薦めはできないのです。

 

外部へ各ポートの帯域幅は下記の様になっています。

  • Thunderbolt3=40Gbps(USB 3.1 Gen2やDisplayPort1.2としても機能)
  • USB 3.1 Gen2 = 10Gbps
  • USB 3.0 =5Gbps
  • USB 2.0 =480Mbps

もう気付かれた方が多いと思いますが、圧倒的な速さを持っているのは「Thunderbolt 3」という事になりますので、外付けでスピード制限があってもここは何とか利用したいものです。

したがってこの「Thunderbolt 3」で、外付けのストレージやグラフィックカード(GPUボックス)を利用することで、スペックアップができしかも半分の投資だけでデスクトップもノートもサクサクになります。

 

問題はノートもデスクトップも「Thunderbolt3」に対応しているかが大切ですが、ノートなら130,000円前後からありますし、デスクトップなら自作という手もあります。

外付けの「GPUボックス」については、特集の最後に書きますので参考にしてください。

 

コンシューマ向けのM/B(マザーボード)で「Thunderbolt3」搭載は下記の通りです。

◎Z390チップセット

★ASRock Z390 Phantom Gaming-ITX/ac(21,800円前後)

★GIGABYTE Z390 DESIGNAR(28,800円前後)

 

 

◎X570チップセット

★ASRock X570 Phantom Gaming-ITX/TB3(35,000円前後)

★ASRock X570 AQUA(108,200円前後)

★ASRock X570 Creator(60,000円前後)

 

今回はMini-ITXのマザーも含めて紹介しましたが、次回はもう少しストレージの事やメモリーも含めて詳細をご紹介し、モニターもと思っています。

写真の編集だけならCPUの能力だけで十分ですが、動画編集になると更にスペックの高い環境が必要になります。

「Raw現像」ではできれば6コア/12コア以上のCPUが必要です。