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JUGEMテーマ:お酒

 ベルギービールの代表格と言うと「ヒューガルデン」ですが、最近は韓国製の「ヒューガルデン」もあって飲めるところが増えましたし、スーパーでも時々見かけるようになりました。

カメラ仲間の間でも知名度は抜群でした。

 

ベルギービールの中でも珍しいのが「トラピストビール」ですが、世界で171カ所のトラピスト会修道院の12カ所で醸造されていて、その内の6カ所がベルギーにあります。

始まりは有名なベルギーの「シメイ」(スクールモン修道院)ですが、11世紀ごろにはもうビールが醸造されていたという事で、歴史が凄く古いのですね!

しかも基準が厳しく管理されているようで、基準を満たした商品にだけ「Authentic Trappist Product」の文字の入った六角形ロゴマークが印刷されています。

 

◎Chimay(シメイ)⇒ブルー9%・ゴールド5%・ホワイト8%・レッド7%など度数の高いものが多く、香りも際立っています。

(Scourmont修道院)好みで選んで頂ければこのメーカーだけでも十分満足です。

 

◎Orval(オルヴァル)⇒6.2%(Orval修道院)グラスは同修道院を設計したアンリ・ヴァースがデザインしたもので、力強いロゴの入った聖杯型です。爽やかなホップの香りに特徴があります。美味しいで~す!

 

◎Rochefort(ロシュフォール)⇒ロシュフォール6 7.5%・8 9.2%・10 11.3%と度数がちょっと高目で濃厚さが特徴です。 (サン=レミ修道院)

 

◎Achel(アヘル)⇒ブロンド8%・ブラウン8%・(Achel修道院)修道院内にパブがある唯一の存在です。複雑な香りで美味しいです。

 

◎Westmalle(ウェストマール)⇒トリプル9.5%・(聖心ノートルダム修道院)とてもドライなビールですがフルーティーで旨い!

 

◎Westvleteren(ウェストフレテレン)⇒ボトルにラベルがなく王冠に情報がかかれています。ブロンド5.8%王冠緑・エクストラ8 8%王冠青・アブト12 10.2%王冠黄・ (シント・シクスタス修道院)幻のビールと言われるくらい入荷量が少ないというより、購入システムが特殊なのです。

 

修道院があるのはフランスに近いポぺリンゲ近くにあり、修道院の売店でしか買えないからです。

しかも転売禁止ですので入手が困難ですが、一度だけ修道院の修理のため大量に市場に出たことがありました。

残念ながらこれだけはまだ飲んだことがありませんので、機会があったら現地でと思っていますが、時々ブリュッセルでも高い料金ですが飲めるところがあるようです。

 

 トラピストビールは濃厚な味わいのタイプが多いですが爽やか系もありますし、美味いビールが多いですから巣ごもり中沢山飲んでみようと思っています。

グラスが聖杯の形をしていますので、集めるのもまた楽しいですよ!