ページを選択

JUGEMテーマ:オーディオ

 巣ごもり生活で再注目されるオーディオの世界ですが、今回はちょっとだけ工夫すればサウンドは大きく変化しますので、低価格の優れものの製品を取り上げてみます。

もちろん高級オーディオの世界でも真空管アンプに固執する人もいますし、デジタルアンプでハイレゾ専用を目指す人もいて様々ですが、決して決めつけられないのがオーディオの世界なのです。

 

最近はニアフィールドで音楽を楽しむ人が多いので、コンピュータ周辺にあるアンプやスピーカーで、巣ごもりでの音楽の楽しみ方を紹介したいと思います。

 

良心的な価格でその環境作りのお手伝いをしてくれるのが「NFJ」(株式会社ノースフラットジャパン)です。

「YouTube」等でも沢山の製品が紹介されていますし、Amazon・Yahooショッピング・楽天市場でも購入ができます。

最近のパソコンにはDAC搭載の製品も多く、S/PDIF(Sony Philips Digital InterFace=光角型デジタル転送)搭載のものまでありますし、ミニコンポのアンプにも同じようにDAC搭載の製品もあります。

 

そんなこんなで今日は、ヘッドフォンアンプ搭載の「DAC」をいくつか紹介します。

★FX-AUDIO- DAC-X6J(9,480円):最大24bit/192kHz・CIRRUS LOGIC「CS4398」⇒音は柔らかくてとても心地の良い音ですし、ヘッドアンプTi社「TPA6120A」搭載ですから、最高の音でヘッドフォンで楽しむことも可能です。

CIRRUS LOGIC「CS4398」はMarantz「HD-DAC1」や「PM6006」にも採用されているように、古い製品でも音は本当に柔らかくて温かみのある音質です。

 

 

★FX-AUDIO- DAC-M6J(10,580円):最大24bit/192kHz・旭化成「AK4452VN」⇒すっきりとした音質がいいですし、ヘッドアンプMaxim Integrated製「MAX9722A」搭載でUSB給電なのにパワー十分です。

旭化成「AK4452VN」は昨年audio-technica「AT-DAC100」にも使われていますが、真空管を使ったD/Aコンバーターとしてその良さが表れています。

 

★FX-AUDIO- DAC-H6J(10,770円):最大24bit/192kHz・ESS Technology社製 「ES9023P」⇒サウンド的には僕の好みですので、PCとONKYOのミニコンポの間に挟んで使っていますが、マザー側もESS DAC搭載ですので音質的には変わらないかと思ったのですが、大きな違いがありました。音に艶が乗ったというか非常に綺麗になりました。

ヘッドフォンアンプには Texas Instruments社製IC「TPA6120A」が使われて、こちらもとても良い音です。

一時期ASUSのマザーにも搭載されていたチップです。

皆さんが普段パソコン周辺で使っているブックシェルフスピーカーが日本の製品なら、ハイレゾ対応のスピーカーが多いのでミニコンポやアンプに繋いで使ってみて下さい。

ハイレゾもパソコンからの音楽もとてもいい音で聴けるようになりますし、特に奥行きのあるサウンドには驚いてしまいます。

ニアフィールドでの使用ですから高級機を買わなくても十分に楽しめます。

 

もちろん大きなスピーカーだと多少は音の拡がり具合も伝わり方も変化しますので、アンプなどはそれなりの物を用意しなければなりませんが、どんな環境でも工夫次第ではいい音になるものです。

ただきちんと作り込まれた高級機とは違って手軽な価格で使える製品ですので、部品を交換したりオペアンプを交換して自分好みにすることも可能ですし、電圧を少し変えるだけで新しい世界が開けるかもです!