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 競馬の時もそうですが、巣ごもり状態ですので最近は父(珈琲歴61年)に教えて貰い、珈琲を自分で豆から淹れて飲むようになりましたので、部屋はいつも珈琲の香りで心地良いものです。

最近流行りのドリッパーがありますので紹介しておきます。 

 

珈琲ドリッパーにはいろいろなメーカーと製品がありますが、最近新しい製品が次々と発売されていますし、驚きの簡単仕様の製品まであって驚いています。

父はハリオの製品を使い始めて8年ぐらいになりますが、1番最初のドリッパーとの出会いは「メリタ」の製品で53年くらい前になるそうで、それまではパーコレーターでしたので、その使い勝手の良さとスッキリした珈琲の仕上がりに驚いたものそうです。

 

試行錯誤はあったもののやはり今でも使っていますので、とても良い商品と言えるのでしょうが、もう100年以上の続くドイツのメーカーでこれまでも何種類ものドリッパーが売り出されています。

ドイツは古くからアフリカに植民地があったので、現在のタンザニア・ルワンダ・ブルンジなどでも珈琲の栽培が盛んにされており、キリマンジャロなどの良質な珈琲豆が常に入手できたようです。

珈琲の焙煎技術も古くから進んでおり、日本の焙煎がドイツに似通っていたのは「ジャーマンロースト」というブレンドが彼方此方で売られていたことからも、深い繋がりが感じられます。

 

日本は大戦後は良質の豆が入手できない時代が長く続いたのですが、我慢強い珈琲ファンによって少しづつ美味しい珈琲が飲める環境が整っていきましたし、器具もメリタ・カリタ・ハリオ・コーノ式・三洋産業など沢山のメーカーがあります。

今日はその中からハリオ「無限」(Hario MUGEN)というドリッパーを紹介いたします。

 

 

28日に届いて直ぐに説明書通りに20gの豆を中挽きにして微粉除去を行ってから、240mlの90度のお湯でブレンドを淹れてみました。

初心者でも簡単に淹れられるのでとても簡単で、しかも最後まで落とし切ってしまうという常識では考えられない抽出法なのですが、出来上がった珈琲は結構旨いので驚きました。

秘密はどうやら形状にあるようで、ドリッパーの特徴であるリブが無く、落ちるのがユックリなのでちょっとだけオイル感が残ってコクのある珈琲に仕上がります。

 

(岩崎泰三さんの抽出法を参考にしてみて下さい!)

 

もしかしたらスペシャリティ珈琲なら特徴が良く出るのではと考えてしまいましたが、実際に入れてみるとその通りでとても美味しい珈琲が出来上がります。

まあ好みはありますでしょうから、絶対とは言えないのですが工夫次第で初心者でも、簡単に珈琲が淹れられるというのが最高です!