JUGEMテーマ:パソコン
フォトグラファーやビデオグラファーにとってパソコンの存在は大きな問題となるように、写真の編集と違って動画の編集はパソコンのスペックが大きく影響します。
特にカメラが10bitで撮れる製品が多くなって人気もどんどん上がってきたのですが、写真データが8bitから10bitや12bitなると「色深度」が大きく変化します。
8bitは1600万色、10bitは10億7000万色、12bitは680億7000万色ととてつもない数字になるのですが、モニターも10bit表示のできる事が条件となります。
色も良くなって画質はとても綺麗になりますが、今日はこの10bit対応のモニターを繋ぐための方法として、「Thunderbolt4」と「USB4」の違いについて触れてみたいと思います。
USB4 Gen 2×2 | USB4 Gen 3×2 | Thunderbolt 4 | |
データ最大転送速度 | 20Gbps | 40Gbps | 40Gbps |
PCIeの必要転送速度 | ー | ー | 32Gbps |
ディスプレイの接続数 | 1台 | 1台 | 8K1台/4K2台 |
電力の最小出力 | 7.5W | 7.5W | 15W |
USBとの下位互換 | 必須 | 必須 | 必須 |
Thunderboltとの下位互換 | オプション | オプション | 必須 |
最大転送距離 | 80Cm | 80Cm | 2m |
この様に拡張性が優れているのは「Thunderbolt4」なのですが、データ転送速度に関してはどちらも最高40Gbpsとなりますし、非常に高速にデータの転送ができるのです。
ただし、外部モニターが2台数珠つなぎに(デイジーチェーン)で接続できる事と、外付けGPU-Box(Apple M1&M2チップは非対応)が使える「Thunderbolt4」が有利なのです。
特にビデオグラファーやシネマトグラファーにとっては編集時にその便利さを最大に活かせますし、できれば「Thunderbolt4」で素晴らしい環境を構築して欲しいものです。
また、「Thunderbolt4」ヘッダーピンが搭載されたマザーなら、拡張カード「ThunderboltEX 4」(15,980~18,000円前後)が使えますの検討してみて下さい。
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