ページを選択

JUGEMテーマ:カメラ

 撮影では深刻なバッテリー不足も大きな問題になってしまうのですが、写真よりも動画ではよくあるので注意が必要です。

写真ではバッテリーが3本もあれば十分なのですが、動画撮影だと大体倍の5~6本は必要になってしまいますし、環境によってはパワーバンクからチャージしながらという事も必要です。

 

およそ便利なものと言うと結構少ないのですが、とても便利なのはPower Bank(モバイルバッテリー)+Power Delivery(充電器)のタイプで便利な製品がありますが、非常に曖昧な部分が多くちょっとは勉強しておかないといけないです。

USB Type-Cが主流になって「iPhone 15シリーズ」からやはりType-Cに変更されましたが、これによっていろいろと便利になったので、今回はそこを説明します。

 

これまでのUSB規格では小さな電力しか供給できなかったのですが、Type-CになってUSBポート経由で最大100Wまでの給電ができるようになり、ノートPCや液晶ディスプレイなどへも給電を可能にしたのがUSB Power Deliveryなのです。

またロールスワップという機能により、電力の供給側と受給側を入れ替えできるので、ノートPCと液晶ディスプレイをケーブルでつないだ場合はディスプレイ側に電力が供給されていなければ、ディスプレイにノートPCから給電がされますし、その逆も可能になるのです。

その他にも「オルタネートモード」というモードもあって、簡単に言うと電力昇給と映像出力が同時に行えますので、接続ケーブルが2本必要だったものが1本で済むのですから、とても便利な訳です。

ただし、全てのType-Cにその機能がある訳ではなく、ケーブルも受給側も供給側もUSB Power Deliveryに対応していなければならないのです。

 

 

更にUSB Power Delivery EPR(Extended Power Range)と言う規格もあって、こちらは扱える電力が240W(48V/5A)まで大きく増加しています。

アメリカ政府がiPhoneのType-C化を急ぐように要請したことも、このType-Cの便利さだけでなくすべての製品がこのType-C1本で色々と便利な使い方ができるからです。

 

Type-CはUSB4規格にも対応してUSB3.2 Gen2×2から更に高速化が進んでいる事になりますし、USB3.2 Gen2でも1GBのデータを0.9秒で送れるのですが、今後はThunderbolt4と同じ性能を持つ事になるのです。