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JUGEMテーマ:カメラ

 ゲーミングPCでもクリエイターPCでも、外付けのSSDは非常に便利だし色々と使いたい時にも、SATA SSDとM.2 NVMe SSDは使い分けていると思いますが、SATA SSDは理論値転送速度は最高600MB/sとなっています。

先日、USB Power Deliveryについて書きましたが、「Type-C」ケーブルにもいろいろな種類があって電力の供給ができるタイプ、データの転送、映像出力ができるものなどが混在しています。

 

皆さんの中にも「Type-C」ケーブルを新しくしたのに、急速充電ができないものもあってちょっと難しいと思った方もいると思いますが、普通の「Type-C」では7.5Wの供給なので急速充電は不可能なのです。

「USB Power Delivery」は100Wの供給ができるので、急速充電ができますしデータの転送はできますが、4K映像出力は「USB4」又は「Thunderbolt3/4」に対応していなければできないのです。

 

また「Quick Charge」と「Power Delivery」の関係も複雑で、バージョンが「QC2.0&3.0」は互換性がありませんが、「QC4」以降では互換性がありますので、高速充電もできるのです。

この様に「Type-Cケーブル」であっても、色々な種類があるという事ですが、外付けのM.2 NVMe SSD用のケースでも同じ様にケースとケーブルによってデータの転送速度は違ってしまいますので注意が必要なのです。

 

「USB3.2 Gen2」(10Gbps=1250MB/s)・「USB3.2 Gen2×2」(20Gbps=2500MB/s)・「Thunderbolt3/4&USB4」(40Gbps=5000MB/s)の順になりますので、ケーブルもケースもそれぞれ対応したものが必要になります。

また「Type-C」も「USB Power Delivery EPR」(Extended Power Range)という規格もあって、電力が240W(48V/5A)となって8K映像出力にも対応しています。

 

今回は比較するために僕も使っている「ORICO」の製品を取り上げますが、沢山のメーカーがありますので好きなデザインの物を選んで下さい。

●「USB3.2 Gen2」(10Gbps=1250MB/s):このタイプのケースは2,000円~4,000円前後

 

 

●「USB3.2 Gen2×2」(20Gbps=2500MB/s):このタイプのケースは5,000円~8,000円前後

 

 

●「Thunderbolt3/4&USB4」(40Gbps=5000MB/s):このタイプのケースは15,000円~22,000円前後

 

 

Type-Cケーブルにもいろいろなカテゴリーがありますので、良く調べてから購入して下さい。

Type-Cを最大限に使うためにはしっかりと機材にマッチしたものを購入して、便利に使うためには最上位モデルが1本あれば十分ですが、外部モニターや外付けSSDを使うなら3本もあれば色々と使えます。