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Intelは10月27日に第12世代Coreプロセッサ「Alder Lake-s」の発売を発表しました。
8+8コアの異種混載CPUコアという事で、OSのスケジューラと協調動作してCPUコアにスレッドを割り当てる「Intel Thread Director」の採用し、同社独自のGPUアーキテクチャ「Intel Xe」ベースの統合GPUと、AI処理アクセラレータを統合したプロセッサで「World's Best Gaming Processor」(世界で最も優れたゲーマー向けプロセッサ)であるという触れ込みです。
ラインナップは下記の通りです。
GPUナシのタイプが末尾にKFが付いており、アリはKのみとなっており、CPUパッケージは新しい「LGA 1700」でマザーボードも「Intel600」(Z690)シリーズと新しいチップセットが発売され、メモリも「DDR5」、グラフィックスカードとの接続に使える16レーン分のPCI Express(以下,PCIe)インタフェースも最新のPCIe 5.0に対応して、パフォーマンスも大きく向上しているようです。
表を見れば分かります様にP-Core 8+E-Core 8コアの異種混載CPUコアという事ですが、Intel純正のオーバークロック設定ツール「Intel Extreme Tuning Utility 7.5」を使用することで、P-CoreとE-Coreそれぞれ個別にクロック倍率を設定できる仕様という事で、期待感で一杯です。
メモリのオーバークロック規格も最新仕様である「XMP 3.0」(Extreme Memory Profile)に対応しており、DDR5でのクロックアップも楽しめそうです。
ただ、一つだけ定格消費電力125Wで、最大消費電力が241Wという事ですので、空冷でのゲーミングPCでは相当な騒音となりそうなので、液冷に頼るしかないのかと心配しています。
何れにせよ販売開始が楽しみです。
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