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ゲーミングノートPCはクリエイターにとって、動画編集や3D設計ソフトなどでも使えるだけのスペックが備わっていますので、今日はその大切なスペックについて説明して参ります。
デスクトップPCでCPUスコア(PassMark)が一番大きいのは「AMD Ryzen 9 7950X3D」の63,937、ノート用CPUでは「AMD Ryzen 9 7945HK」の58,501となっていますので、9%程デスクトップが優れている事になります。
デスクトップ用CPUの最高性能はゲーミングにおいてですが、動画編集等でマルチコア性能が必要な時は、「AMD Ryzen 9 7950X」63,634の方が処理が速くなります。
これは「AMD Ryzen 9 7950X3D」タイプのCPUはゲーミング用に開発されており、マルチコア性能に制限があるからです。
クリエイター向けデスクトップPCでは、「AMD Ryzen 9 7950X」のスコア63,634がトップで、「Intel Core i9 13900KS」のスコア62,676が2番目となりますが、その差は微妙な差でしかないのです。
今回はゲーミングノートPCがメインですので、ノートPC用のCPUでは「AMD Ryzen 9 7945HK」のスコア58,501がトップ、「Intel Core i9 13980HX」のスコア49,087が2番目となります。
差が大きいように感じられますが「AMD Ryzen 9 7945HK」は16コア32スレッド、「Intel Core i9 13980HX(Raptor Lake)」はPコア8+Eコア16の24コア構成なのでスコアはAMDより落ちますが、PコアのL2キャッシュが2MB、Eコアが8コアから16コアになって、L3キャッシュも6MBの増加がありましたので、12世代からは処理能力がアップしています。
動画の処理において大切なのはCPU性能が直接影響しますので、そこを注意すればノートPCでも動画編集が楽になる訳です。
今回はASUSの直販モデルと市販モデルを選んでみましたが、メーカーはお好みで選んで下さい。
★「ROG Strix G713PV-R99R4060」(279,800円前後): Ryzen 9 7945HX・RTX 4060・16GBメモリ・1TB SSD・17.3型QHD液晶(2560×1440)搭載モデル
★「ROG Strix G614JV-I9R4060」(259,800円前後):Core i9 13980HX・16GBメモリ・512GB SSD・RTX 4060・16型WQXGA液晶(2560×1440)搭載モデル
この他のモデルはGPUが4060~4070Ti~4080~4090とアップされますし、メモリが16GBから32GBへ更に64GBへとアップされて価格は最終的に60万円を超えるようになります。
GPUの性能はプレビューを見る時には必要ですが、それ以外は大きな負荷が掛かるようなものではありませんし、RTXシリーズの4060でも十分です。
外部モニターは4Kでも大丈夫ですので、上手に組み合わせると最高に便利です。⇒次回もう1回特集します。
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