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JUGEMテーマ:パソコン

 PCの修理を担当しているとゲーマーだけでなく、最近はクリエイターの方にも良く聞かれるのが、PCのスペックです。

ゲームの場合はCPUのコア数にはあまり関係なく、シングルコアの性能が高い程良いのですが、動画の編集ではコア数が多い程編集が速いものです。

 

一般的な動画編集をするのであれば、CPUは第8世代以降の「Intel Core i5」でも大丈夫ですから、「Core i5 8600」6コア/6スレッド(PassMark10,058)、「Ryzen 3 4100」(同11,227)4コア/8スレッド以上くらいからです。

私のが「Core i7 8700」(同13,319)6コア/12スレッドなのですが、メモリ32GB+Radeon5700XTでサクサクまでいかなくても、4Kでも「DaVinci Resolve 18」でなら何とか編集ができています。

しかし「Adobe Premiere Pro」 だともたついたりしてスムーズではなくなりますが、この辺が下限かなと感じています。

 

原因は「DaVinci Resolve 18」よりも機能も多く、プロ仕様となってるから「Adobe Premiere Pro」の方が、高いスペックが必要なのです。

ただし、4Kでも60pクラス以上になると流石に「DaVinci Resolve 18」でも重くなりますし、メモリも32GBよりも64GBの方がスムースになりますが、これは4Kの場合はデータサイズが単純に大きくなるからです。

 

状況的にはCPUパワーが大きく影響しますから、「Core i7」よりはが優れているので、価格差を考えれば後者を選んだ方がベターです。

特に第12&13世代は性能が同じように見られがちですが、「Core i9」第12世代は16コア/24スレッド、第13世代24コア/32スレッドですので、動画編集ではCPUのコア数が多い程処理は早くなります。

したがってできれば第13世代の「Core i9」がベストチョイスとなりますし、当分はパソコンを変える必要が無くなりますし、「AMD Ryzen」の場合も「Ryzen 9 7000シリーズ」が優れています。

同じ様にCGやVFXならそこまでのスペックは必要ないのですが、「備えあれば憂いなし」と言いますから、ワンランク上を用意して準備を整えましょう。

 

CPUとメモリは最高の物を用意して置けばいいのですが、理想は64GBで4Kもストレス無し、128GBあれば8Kもサクサクです。

毎年のようにスペックが上がってくるカメラに惑わされるのですが、まだまだフルHDでテレビも見ている訳で、余程な事でなければ4K動画の扱いは少ないのです。

しかし徐々に変化する訳ですから、全ての準備はしておいた方が良いですから、私達は50万から60万円の予算ですが、モニターも含めての料金です。

 

ギリギリでも良ければというなら中古品を狙うようにすればいいのですが、第8世代の「Core i7」でPCie-3×4.0のマザーでDDR4-32GB、M.2 NVMe SSD1TB、GPU-GTX RTX3070クラスというとどうしても8万円~10万円となりますので、モニターはキャリブレーションモニターですと年数経過で使えないケースもありますので、正確な色合いを出すためには新品を買う事が一番です。

およそ9万円台~20万円台ですが、中古のPCと合計して最低でも16万は必要になりますし、マザーボードなどの流用が最新版のCPUでは使えませんので新しく用意する事を考えると、マザー+CPU+メモリ64GB+GPU+M.2 NVMe SSD×2本で40万円程の追加投資が必要になるのです。

 

 

おススメのマザーはやはり「Thunderbolt4」・「Wi-Fi6E」・「PCie-5.0」・「DDR5-128GB~192GB」搭載が今後4~5年は使えそうなので理想です。

今回はIntelのチップセットですので、第13世代用と考えて下さい。

写真は親父が大好きな「ASRock Z790 Taichi」、Killer+Intel LANとESS SABRE9218 DAC搭載でネットもサウンドもいいです。

 

 

1:ASUS「ROG MAXIMUS Z790 HERO」(138,000円)

2:MSI「MEG Z790 ACE」(113,900円)

3:ASRock「Z790 Taichi Carrara」(89,120円)

4:ASRock「Z790 Taichi」(94,000円)

その他にも発売されている製品がありますが、現在国内に在庫の確認が取れているものだけ取り上げました。