JUGEMテーマ:パソコン
撮影の仕事が3日連続で身体が悲鳴を上げていますが、今回は特別なので本当にシンドイです。
それで記事の更新もできなかったのですが、今回はゲーミングPCに取り組んでいます。
ゲーミングPCも最高速版となると残念ながら最近は液冷が普通ですが、ラジエーターが必要なので結構煩いです。
したがって、これまで紹介してきたように、空冷で密閉型のPCは静かなのでとても魅力的だから、ちょっと真剣に考えてみました。
最初にゲーミングPCの寿命について考えてみましょう!
Intel-CPUは比較的早めにチップセットが変更になりますので、AMD-CPUの場合はチップセットの変更がユックリなので有利になりますが、ローエンドのゲーミングPCだとIntel系なら2~3年、ハイエンドで5年ぐらいだと思っています。
シングルチップの性能はIntelの勝ちですが、最近はAMDの型番に3Dを付けたゲーム専用CPUも発売して、とても面白い環境になっていますので、今日はCPUをテーマに話して見たいと思います。
CPU名 |
Pass Mark |
Cine bench シングル
|
コア |
スレ ッド |
TDP |
定格 クロック |
最大 クロック |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Ryzen 9 7950X |
63531 |
2072 | 16 | 32 | 170W | 4.5GHz | 5.7GHz |
Ryzen 9 7950X3D |
63388 |
2043 | 16 | 32 | 120W | 4.2GHz | 5.7GHz |
Core i9 13900KS |
62287 |
2317 | 24 | 32 | 150W | 3.2GHz | 6.0GHz |
Core i9 13900K |
60007 |
2271 | 24 | 32 | 125W | 3.0GHz | 5.8GHz |
Core i9 13900KF |
59836 |
2165 | 24 | 32 | 125W | 3.0GHz | 5.8GHz |
Core i9 13900F |
52525 |
2041 | 24 | 32 | 65W | 2.0GHz | 5.6GHz |
Ryzen 9 7900X |
52505 |
2041 | 12 | 24 | 170W | 4.7GHz | 5.6GHz |
Ryzen 9 7900X3D |
51307 |
2041 | 12 | 24 | 120W | 4.4GHz | 5.6GHz |
Ryzen 9 7900 |
49343 |
1964 | 12 | 24 | 65W | 3.7GHz | 5.4GHz |
Core i9 13900 |
49382 |
2165 | 24 | 32 | 65W | 2.0GHz | 5.6GHz |
Core i7 13700K |
46939 |
2126 | 16 | 24 | 125W | 3.4GHz | 5.4GHz |
Core i7 13700KF |
46556 |
2126 | 16 | 24 | 125W | 3.4GHz | 5.4GHz |
Ryzen 9 5950X |
46132 |
1639 | 16 | 32 | 105W | 3.4GHz | 4.9GHz |
Core i9 12900KS |
44466 |
2082 | 16 | 24 | 150W | 3.4GHz | 5.5GHz |
Core i7 13700 |
41772 |
2107 | 16 | 24 | 65W | 2.1GHz | 5.2GHz |
Core i7 13700F |
41772 |
2107 | 16 | 24 | 65W | 2.1GHz | 5.2GHz |
Core i9 12900K |
41613 |
2002 | 16 | 24 | 125W | 3.2GHz | 5.2GHz |
Core i9 12900KF |
41419 |
2002 | 16 | 24 | 125W | 3.2GHz | 5.2GHz |
Apple M1 Ultra |
41432 |
1534 | 20 | 20 | 60W | 3.2GHz | ーーー |
最初に上の表を見て欲しいのですが「Ryzen 9 5950X」でもCinebenchシングルでは20%もダウンしているように、シングルコアのパワーが足りなかったのです。
しかし、第5世代(7000シリーズ)では改善されてはいますので、第14世代の「Core iシリーズ」に近づいていますし、CPUはどちらでも良いのですが、チップセットが2世代毎に新しくなるIntelよりは、AMDは4年も5年も使える事になります。
それにTDPは実際は最低と最大がありますので、TDP65Wの最大は200Wを超えて220W近くまでは上がりますが、TDP170Wですと最大は300W前後まで上がってしまい、十分に注意する必要があります。
空冷で静かなデスクトップと考えるなら、太字のTDP65WのCPUなら満足得られる結果が期待できます。
「Ryzen 9 7900」65W(65,980円amazon9/22日価格)と「Ryzen 9 7900X」170W(64,444円同)と「Ryzen 9 7900X3D」120W(82,600円同)と価格の逆転現象があるようにまだまだ空冷派が頑張っている事が分かります。
「Ryzen 9 7900X3D」も120Wですからギリギリ工夫すれば空冷ができそうですね!
Intelの製品もTDP65W版にはCPUクーラー付属しておりますが、AMDの製品も同じようにCPUクーラーが付属しています。
実際には付属のCPUクーラーでは冷却が足りないケースもありますので、別途ファンが必要になりますが、ある程度温度設定と消費電力の制御によっては発熱を抑えることが可能です。
そんなこんなで今回は65WのCPUでの空冷を考えてみます!次回に続く
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